繁盛プロジェクト クラウドファンディング は、現在準備中です。

2022/01/27 15:08




【繁盛海苔】

2020年新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、世界が変わってしまうくらいの混乱を招いてしまいました。


経済も疲弊し、辛い思いをされた方々が沢山いらっしゃると思います。私もその例外に漏れず大変な状況を経験しました。


仕事も無く、収入も無い。貯えもどんどんなくなっていきました。


そんな状況の中でも唯一継続していた神社参拝。忘れもしない2020101日の 

『おついたちまいり』 。


神社から実家の近くにあるお墓へ移動中、今大変な思いをされている方々への繁盛を願い贈る商品 『繁盛海苔』 を作る決意をします。


そこで、開発資金調達の問題に直面しているところ、以前支援したことがあったクラウドファンディングの事を思い出します。

商工会議所に相談へ行った時に『Makuake』がいいんじゃないですか?ってアドバイスを頂戴し思い切って挑戦する事にしました。


結果、190人もの方に支援していただき、無事商品化が進み2021331日に発売させていただきました。


【そもそも繁盛海苔とは・・】


風味、旨味、クチドケ三拍子揃った絶品『佐賀海苔一番摘み』のみを使用しました。 

海苔の単位で、全形(縦約21cm、横約19cm10枚分を1帖(じょう)と呼びます。


繁盛海苔は焼海苔、味海苔、塩海苔の3種類、それぞれ全形5枚分が入っております。 

1帖の半分なので半帖(繁盛)分が入っています!ここもネーミングの由来となっております。


半帖分の海苔と繁盛を願う想いが入っています。焼海苔・味海苔・塩海苔の三種類をご用意しております。


そして、この度繁盛海苔は3月31日に一周年を迎えさせていただきます。



★繁盛海苔で使用される佐賀海苔★


◆佐賀海苔が美味しい訳① 大きな干満差


有明海は最大で6mの干満差があります。有明海苔は『支柱方式』という養殖の方法がとられています。支柱を海に差し込みその支柱と支柱の間に網を張りその網に海苔の胞子を付着させ育てていきます。


干潮時は完全に潮が引いてしまいます!この干潮時に海苔網は外に出て、光合成を行い旨味成分を作り出します!


潮が満ちれば海水へ浸かり旨味をギュッと閉じ込めます!


その成長の過程において有明海の干満差が味に大きく作用する事になります。潮が引いた時、海苔網は海面から出ることによって、さんさんと日光を浴びて光合成を行います。


この光合成によって旨味成分であるタンパク質が沢山作られます。そして潮が満ちた時、海苔網は海中へ浸かり生成した旨味成分をギュッと閉じ込めていきます。





◆佐賀海苔が美味しい訳②


大きな河川が流入している九州の一級河川である筑後川・矢部川ほか複数の河川からミネラル分を豊富に含んだ山水が有明海へ大量に流れ込んできます。


真水と海水が混ぜ合わさり海苔の養殖に適した低塩分濃度の海水に変貌します。栄養豊富且つ低塩分濃度という黄金の海水を持つ有明海ならではの美味しい海苔が育まれます。


◆佐賀海苔が美味しい訳③ 海苔師が手塩にかけて育てる佐賀海苔


海苔に限らず、作り手がいるからこそ市場へ流通するものです。


海苔師(海苔生産者の事を海苔師と呼びます)の仕事はとんでもなくハードです。海苔の漁期は11月下旬~3月くらいまでで、一番寒い時に行われます。


しかも海苔は明るくなると細胞が開き旨味が若干逃げてしまうため夜中~朝方に海上で作業します。


そんな過酷な労働環境下でも毎年『どうしたら美味しい海苔が採れるだろうか?』と試行錯誤し、愛情を注いで美味しい海苔を作って頂いています。